Dance with Kebin!!
このブログは、管理者の思いつきでブログタイトルがコロコロ変わる、
ショートストーリーを主としたアホブログです。
ストーリーの出来や文章力は別として、私のお気に入りからお読みいただくと嬉しいです。
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俺と定額給付金
今からちょうど50年前の2009年(ピンとこないから西暦で書いたが、平成で言うと21年)にも、定額給付金というのがあったらしい。しかし、たったの12000円だったんだとか。
今回、政府が交付する給付金は、国民全員に交付するものではないらしい。無作為に選ばれた人間だけが受け取ることができるらしい。しかも、その受け取りは振り込みではない。政府が指定する日時に、本人が行かなくてはならないらしい。全く面倒な交付の仕方だったが、金額に魅力があった。
その場で200万円だ。
これを受け取らなくては、妻に何と言われるか。
指定された場所は、上野駅の『ジャイアントパンダ像』の前だ。なんとマニアックな場所を指定するんだろう。そう思っていたら、黒いスーツの男がやってきて、白い封筒を俺に渡して去って行った。中には小切手。満額が記載されていた。
その帰りに山手線のホームで電車を待っていると、そこで見かけたのだ。俺に。
線路をはさんで隣のホームだったため会話をすることはなかったが、同じ顔、同じ服装、同じ髪型、同じ背格好で、その男も俺に気づいて驚いた表情をしていた。
その二週間後に交通事故で俺はこの世を去ることになったのだが、あの時に出会った俺は、元気にしているのだろうか……。
「失礼します、総理。今月の粛清リストをお持ちしました」
「あ、そう。……そこに置いといてくれるかな」
黒いスーツの男がまとめたリストは、総理大臣の机の上に置かれたが、総理はそのまま読みもせずに『決済』の棚に片付けてしまった。
「総理……本当によろしいのでしょうか?」
「ん?」
総理は黒服の男の言わんとすることがすぐにわかったが、まるで子供を諭すかのような口調で話し始めた。
「君の言うこともわからんでもない。しかしだ」
総理は椅子に腰かけて、黒服を見上げながら話を続けた。
「21世紀初頭から叫ばれ続けている環境問題。それによって、農作物の収穫高は減少の一途をたどる。人口減少のスピードよりも早い。米国や豪州などに頼ってきた輸入も、現在は彼らも自国の自給に精いっぱいだ。我が国はどうだ?」
無言のままの黒服を見つめながら、総理は腕を組みなおして話を続ける。黒服の質問の意図には、気づけなかったようだ
「我が国には、残念ながら自給力はないに等しい。だから定額給付金政策が必要だったんだよ。口の悪い閣僚は『口減らし政策』なんて言っているらしいが」
総理は、まだ話を続ける。黒服は下を向いたまま、押し黙ったままだ。気のせいか、額に汗をかいているようにも見える。
「自分にそっくりの人物。別名でドッペルゲンガーなんて言うらしいが、その人物に会うと、近いうちに怪死してしまうらしいじゃないか。人口がなかなか減らない。食べ物はどんどんなくなる。需要は減るが、供給もそれを上回る速度で減っていく。需要と供給のバランスが悪い。供給が足りなければ、需要を減らす。理にかなっているじゃないか」
「しかし……!」
「まあ、待ちたまえ。この世には自分に似た人物が三人もいるらしいじゃないか。仮にA氏とB氏が亡くなったとしても、C氏が生き残っていれば、その人物はこの世に残るというわけだ。残念だが、仕方がなかろう」
黒服は、言葉を失っていた。反論する言葉が出てこなかった。やっと出た言葉は……
「総理」
「ん?」
「これを……」
黒服の男が内ポケットから白い封筒を取り出した。総理が中身を確認すると、中には小切手が入っていた。
「! これは……!」
総理が封筒に気を取られている間に、黒服は部屋の入り口から男を招き入れていた。顔をあげた総理は、その男を見てつぶやいた。
「あ。……俺だ……」
この総理に、モデルはいません。そういうことにしておいて下さいw
☆まるみえ☆
「ほんとかよ」
「おう。 ほら、ここに書いてあるだろ」
「おっ! おおーーっ! ここまで来ると、化け物だな」
雑誌を手に鼻の穴をふくらませている学生風の男たちに、冷たい視線を送った。
男って、本当にバカだな。
大木伊代菜がPだろうがXだろうが、お前らに関係ないじゃん。
触らせてもらえるなら別だが。
「ねぇ、ねぇ。 これ見てよ。 洋方神鬼のユーフォって、未確認飛行物体調査会社の御曹司なんだってさ」
「えっ! ほんとぉ! 玉の輿じゃなーい! ってか、アタシを連れ去ってー!」
バカは女も同じか。
ふうっ。
ため息が漏れる。
バカはおれも一緒だ。通勤電車に揺られながら昨日のことを思い出していた。
彼女の気持ち一つ酌めず、彼女を怒らせてしまったのだから。
いつまでも悔やんでいられない。手土産の一つでも買って、
仲直りするしかない。
日も落ちた。電車から見える風景は、なんとなく俺の気持ちを落ち着かせる。
その風景も、いつもと違って見えるのは気のせいか。
そんなことを考えていた、そのとき。
「……今日……まるみえ……やっ……」
「すごい……まるみえ……る?」
えっ? まるみえ?
さっきから聴くともなしに聴いていた周囲の話し声だったが、
ふと興味をひかれた。
"まるみえ" って、なんのことだ?
話していたのは、ごく普通のサラリーマン風の二人連れだった。
さりげなくそばへ行き、聞き耳を立ててみたものの、
それ以上は情報は聞き出せなかった。
車内の中吊り広告か? いや、ちがう。
なんだろう。まるみえ。まるみえ……中途半端だと、余計に気になるじゃないか!
きがつくと、さっきのバカ女どもも“まるみえ”とか言っている。
まるみえ。何が丸見えなんだ。周りを見ても、何も丸見えなものなんてありはしない。
電車が駅に入る。そのとき、ようやく俺は“まるみえ”の正体に気がついた。
『丸見駅』
俺は電車を乗り間違えてしまったようだ。
バカ、まるだし。
はい。明らかにパクリですwww
なんのパクリかわからない方はこちらへどうぞ!
ちなみに、この記事もパクられましたwww こちらへどううぞ!
初めと終わりだけ同じで、別のお話に仕上げたこちらもどうぞ!
ポーカーフェイスとクエン酸と
彼はそう言うと、二枚のカードの上で白い手を横に振った。スタンドとは、カードはもういらない。という意味でつかわれる。見えているカードはハートの6だ。おそらく、伏せてあるカードは最低でも10。よければA。つまり、最高でも合計が17なのだろう。
それにしても、さきほどから眉一つ変えない。勝っても負けても、口髭一つ動かさない彼は、本当に良いカードが来ているのだろうか?
ここのカジノは、少しだけブラックジャックのルールが違う。通常、プレイヤーのカードはすべてフェイスアップ(表向き)なのだが、ここでは最初に配られる二枚のカードのうち、一枚はフェイスダウン(裏向き)で配られる。
これは客であるプレイヤーが一方的に有利になるルールである。なぜなら、プレイヤーが先にカードを追加するのが通常のルールだから、プレイヤーのカードの合計点数が確定し、ディーラーがその点数を知った上で自分のカードを追加できるからだ。
しかし、他のカジノで適用されていない『客が有利になるルール』を導入することによって、この店の売り上げは確実に伸びた。ディーラーも腕に自信のある連中がたくさん集まった。カジノのオーナーにとっては、まさに『大当たり』の博打だった。
「……? ディーラー、Standだよ?」
プレイヤーの男は、静かに訴えた。ディーラーの手が、動かなかったからだ。
「あ、はい。お客様。失礼しました。それでは……」
ディーラーの見えているカードはハートの7だ。伏せてあるカードは、クローバーの8。合計15だ。
だからディーラーは、プレイヤーのフェイスダウンされたカードが不気味で仕方なかった。
「私は、Hitさせていただきます」
6以下のカードが来れば、バーストせずに(22以上になって負けずに)すむ。確率は50%以下だが、仕方がない。
そして自ら引いたカードは。
「お客様、参りました。バーストでございます」
ディーラーのカードがフェイスアップされると、7,8,8。バーストしてしまっていた。
「失礼ですが、お客様のカードを拝見させていただいてもよろしいでしょうか?」
プレイヤーのカードがバーストしていないことが明らかである今、わざわざプレイヤーのフェイスダウンされたカードを見る必要はない。ディーラーにもプライドがあったが、それを殺してでも知りたいカードだった。
「……な……なんと……!」
フェイスダウンされたカードの正体は、スペードの7だった。
「お客様、参りました……」
プレイヤーが狙っていたのは、ディーラーのバーストであること。それにまんまと乗せられた自分は、このままではこの客に勝てない。ディーラーも確かな腕を持っていたのだが、この客の腕がそれより優っていることを、悟った瞬間の一言だった。
「……うん。私はもう帰るよ。ありがとう」
もう十分に楽しみました。と、さわやかな笑顔に満足感を浮かべながら、彼は上着の袖に腕を通した。
「お客様、私から飲み物を奢らせてください」
帰ろうとする客に、ディーラーはグラスに入った飲み物をバーテンに用意させていた。
「お客様はお車でお越しでしょう? 大丈夫です。アルコールは入っておりません」
飲み物を用意してくれるなんて、その客にとっては初めてのことだった。ここではそういったサービスもあるのかと、そんな軽い気持ちでグラスを手に取った。グラスの中身は、レモネードだった。
「お客様、またお越しください。次回はレモネードなしで、お客様にそういう顔をさせてさしあげます」
にやりと笑ったディーラーは、テーブル越しに深々と頭を下げた。
はは。まったく、このレモネードの酸っぱさときたら……
へこむ手紙
『初恋の人からの手紙』
結果は。
たろすけ(すけピン)、元気にしてる?
今でもGカップと付き合う夢を追いかけていますか?それを毎日のように私に言っていたたろすけ(すけピン)をなつかしく思います。
泣きじゃくる私にたろすけ(すけピン)が「別れても連絡するから大丈夫だよ」と慰めつつパッタリ連絡が来なくなったあの日から、もう20年が経ったのですね。月日が流れるのは早いものです。
お手紙を書いたのは、とくに用事があるわけではないんです。ただふと思い出して懐かしかったので、思いつくままに手紙に書こうと思いました。ふふ。驚いたかな?
今あのころの付き合いをあらためて考えてみると、私たち、めちゃめちゃな恋愛でしたね。なんだかんだ言っても余裕があるのはいつもたろすけ(すけピン)のほうで、私はいつも泣いていたような気がします。そういえばあのころたろすけ(すけピン)はよく「おれと別れたあとのおまえが心配だ」と言っていましたね。本当はたろすけ(すけピン)のほうがモテていないことは黙っていたのですが(私はわりと告白されていたので)、その後はどうですか?
私にとっては8人目の彼氏でしたが、そういえばたろすけ(すけピン)にとっては初恋の相手が私でしたよね。最初のころのたろすけ(すけピン)はキスすら歯に当てる下手さでがっかりしたものですが、最終的には妙に自信をつけていましたね。勘違いとは恐ろしいものです。
私たちが付き合い始めたころ、たろすけ(すけピン)は「こんな気持ちになることはもう一生ない。ずっと一緒にいてくれ」と言ってくれましたよね。「それはちょっと・・・」と思ったりもしましたが、嬉しかったです。そういう口だけなところもたろすけ(すけピン)らしかったですね。
恋愛を総括して言えば、きっと私はたろすけ(すけピン)と付き合うことができてよかったのだと思います。恋愛から得たものはあまりないけれど、たろすけ(すけピン)と付き合えるのならば、今後どんな人とでも付き合えるはずですから。
いろいろ書きましたが、私はたろすけ(すけピン)が大好きでした。これからもたろすけ(すけピン)らしさを大切に、あと盗聴器に興味を持つのをそろそろやめて(笑)、新しい誰かを幸せにしてあげてください。
またいつか会いましょう。では。
P.S. 今もブリーフ派のままですか?気になります。
たろすけ(すけピン)さんについての分析結果は以下の通り。
【短評】
しっかり者であり、リーダー気質。女性を引っ張るタイプだが、配慮もできる。ただし弱味を見せない。
【あなたの恋愛事情を考察】
たろすけ(すけピン)さんは基本的に、ふられるよりはふる側になることが多いと思います。ふられる側になることがあるとしても、たろすけ(すけピン)さんの気持ちが分からなくなった相手が、不安のあまり自ら逃げ出すような形でしょう。
たろすけ(すけピン)さんは、わりと恋愛において「強者」の側にいるのだと思います。また人に頼られるのは好きでも、何事も相手に頼ったり任せたりするのはあまり好きではないのではないでしょうか。それが相手を不安にさせるのです。「私、いる意味あるのかな」と。
ここから言える、たろすけ(すけピン)さんにありそうな問題点を列挙します。
◆隙や弱味を見せないことで相手に不安を抱かせる。
◆初対面でオーラはあるがとっつきにくい。かわいげがない。
◆相手からするとたろすけ(すけピン)さんの気持ちが分からない。
◆結果として相手が不安になり、ネガティブになる。たろすけ(すけピン)さんはそれを重苦しく感じる。
どことは言わないが、かなり当たっている。
ひとつだけ公表するとしたら『相手が不安になる。ネガティブになる』だな。
ごめんなさい。いろんな意味で(_ _;)っつ゜
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